現在、電力会社と契約されている「契約電力」はお客さまが最大に電気を使用された状態を基準に決定されます。(通常夏場の空調時期が最大)
最も電力を使用する空調機を予め設定した契約電力を超過しないように自動でコントロールしていきます。この方式を採用することで契約電力が翌月から下がり、電気の基本料金のコストダウンが図れます。
電力会社は、取引メーターで30分毎に24時間365日監視をしています。1回でも現在の契約電力を超過したらその最大値が新しい契約電力になり料金に跳ね返ります。
また契約電力の更新は一年後となります。わずか30分間を、作業員の目で監視するには限界があります。いっせいに立ち上がる電力負荷は、始業開始時間や昼休み・休憩時間終了後の時間に 発生します。
「デマンドコントロール(デマンド制御)」は、30分毎に 負荷を制御して契約電力を下げる技術です。私たちは長年の技術と経験を生かしてお客様の負荷量を把握して、その中から制御出来る負荷量を探してお客様に最適なデマンド制御システム導入のご提案をいたします。
また、ご提案につきましては、メリット保証をいたします。このような地道な努力が、一年間に数百万円の電気料金の無駄を見つけるのです。
工場、ホテル、スーパーなどの店舗、病院、老人ホーム施設、スポーツ施設、文化施設、商業ビル、オフィスビルなどです。
デマンドコントロール設計の概要と施工例(1)
佐賀県食糧株式会社 様(佐賀県佐賀市)
精米機の運転を平準化して、同時に急激な電力量増加をけん制しました。
年間節電・節約額・・・500万円(当時)
佐賀県有田町 佐賀県陶磁器工業協同組合会館 様
デマンドコントロールの・・<その効果は?>
事務室の適正温度に合わせて、12台の空調室外機を台数コントロール。
同時に使用最大電力を無駄なくミニマムに維持する。
大きな狙い・・消費電力量と契約電力の無駄をカットする。
「台数コントロールとは・・」 四つの事務室温度を感知して、12台の室外機に「運転・停止」の指示を自動的に行い、決められたデマンド(最大電力)を維持する。(高レベルの経験と関数を駆使して設計されます)
特別養護老人ホーム「こくらの郷」 様(福岡県北九州市)
空調負荷を制御してデマンド制御システムを構築しました。
年間節電・節約額・・・213万円(当時)
佐賀県立産業技術学院 様(佐賀県多久市)
省エネ項目:「デマンド制御システム」
■契約電力を162kWから140kWに契約変更する。
■年間電気料金 27万円(当時)削減する。
現場調査が必要です。 次のことを行います。
◎提出された電気料金請求書1年分及び負荷リスト等の資料の検討
◎現地調査
◎提案書のご提出
◎導入ご契約
◎現場調査
◎施工(現地の協力業者を活用)・監理(弊社)
◎試運転調整(テスト)
◎完了・お引渡し
◎検証確認
◎メンテナンスご契約(客先の要望で)
◎定期訪問
お見積り費用は無料です。