2025.11.10
令和 7年 11月のたより
お元気でしょうか?
朝晩随分冷え込んできました。
今年は秋があっという間に終わり既に冬に入った感じがします。
先週は毎年恒例の佐賀インターナショナルバルーンフェスタが開催されました。
今回も世界各地から130機を超える参加があったようです。
佐賀の空一面に広がって飛んでいる気球を見ると「もう今年も残り少ないな」と年の瀬を感じます。
今回も全国各地から来られた観覧客のみなさんは今年も感激されていたようです。
さて、先日全国の最低賃金が改定されました。
全国平均の時給単価は1,121円と前回と比べ66円アップしました。
佐賀県は1,030円と前回と比べ74円アップし今回初めて1,000円を超えました。
慢性的な人手不足、物価高など当然給与も上昇傾向になってきています。
大企業をはじめ中小零細企業でも賃金上昇に対応してきていますがかなり厳しい企業もたくさんあります。
今後人口減少による人手不足や賃金上昇を見込んで企業は省力化、効率化の動きを活発化してきています。
先日東京原宿のYに行ってきました。
Tシャツなど私服を数点選び買い物かごに入れてレジのところに向かうと店員さんは誰も居ません。
カウンターの所定の場所に買い物かごを置いただけで直ぐに目の前のデジタル表示機に購入金額が表示されたのには驚きました。
支払いもみなさんカードや電子決済などを利用されており全く店員さんの手を煩わせることはありませんでした。
ちょっと前までは支払いカウンターにはお客さんが列をなし店員さんがレジを打って対応していましたがその光景はありませんでした。
今年「6月のたより」にもファミリーレストラン、ホテルの同じようなケースを記載していました。
またDX、AIの普及により今まで人が行ってきたことを代行する設備がどんどん導入されてきています。
賃金上昇を目的として時給単価を上げてきた結果、皮肉にも企業は人の採用から省力化に舵を切り始めた可能性があります。
黒字を出している大企業でも数千人規模の人員削減を行っています。
新聞報道では来年の新卒採用数が前年割れの企業がだんだん増えているように報じられていました。
働く環境が大きく変化してきていることを強く感じています。
先月24日(金)~25日(土)、社員旅行で長崎県へ行ってきました。
新入社員のみなさんも参加され大変楽しく思い出に残る旅行になりました。
今回企画から全ての段取りをして頂いた営業のKさんをはじめ旅行委員の方、本当にありがとうございました!
令和7年 10月 7日
香月 信夫