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令和 6年 2月のたより

香月社長の家族へのたより

お元気でしょうか?
今年は比較的暖かい日が続きましたが先日久しぶりに雪が降りました。
暖かくなったり寒くなったり気温差が激しい時もありますので体調管理にはくれぐれもお気を付けください。

さて、先月22日(月)~27日(土)までカンボジアへ出張してきました。
営業部のIN君と佐賀大和ロータリークラブのY会員の3名で行ってきました。
目的はカンボジア友好学園訪問と創始者のKさんへ昨年3月にご逝去された当社創業者のTK元相談役の遺影写真と執筆された本を寄贈することでした。
当社は、NPO法人カンボジア教育支援フロム佐賀と一緒になって二十数年前からカンボジアのリング村という地に学校建設と日本人教師の派遣を行ってきました。
故TK元相談役はNPO法人の理事長として社業を行いながらボランティア活動も精力的に実践されていました。

現地の学校にもフロム佐賀のメンバーや、ご家族を連れてよく訪問されていました。
会社ではIN君が現在フロム佐賀の理事を兼務しており、I君も過去に社員を連れて数回訪問しています。
私も15年ほど前に一度訪問したことがありますが、当時は電気や道路、水道などのインフラ整備がほとんど整備されていませんでした。
首都プノンペンから学校があるリング村まではデコボコ道だったため車で約4時間かかりました。
着いた時にはお尻がめちゃくちゃ痛かったことをよく覚えています。

今回は道路もアスファルトで整備され、移動時間は2時間程度でした。
公式行事で訪問していなかったのですが、学校に到着すると正門の両サイドに校長先生をはじめ先生方と全校生徒約1,800名が私たちを出迎えてくれました。
故T相談役の遺影写真を胸に抱いて学校内に歩んで行きました。
創始者のKさんより、私たちが今回学校を訪問した目的をみなさんに紹介していただきました。
その後、私たちもみなさんにご挨拶させていただきました。
目的であった写真、本は学校内の記念館に寄贈させていただくことが出来、今回の大きな目的を果たすことが出来ました。

学校を卒業した一期生の二人にも会いました。
一人は経営者として日本とのビジネスを展開、もう一人は弁護士として活躍していました。
もちろん二人とも在学中は日本語を学んでいましたので会話も全く問題ありませんでした。
支援活動ももうすぐ30年になります。
継続してきたことの結果の大きさを改めて感じた訪問でした。

令和6年 2月 3日

香月 信夫


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