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令和 6年 3月のたより

香月社長の家族へのたより

お元気でしょうか?
今年の冬は例年より暖かい日が続いていましたが、今朝は小雪が舞っており、非常に寒い一日になりそうです。
3月は卒業のシーズンです。
ご家族の中で学校をご卒業される子供さんたちもいらっしゃいます。
ご卒業誠におめでとうございます。
これからもどんどん成長されることを祈念しています。

さて、今年1月2日に羽田空港でJALの飛行機と海上保安庁の飛行機が滑走路で衝突するという大きな事故が起きました。
幸いJALに乗っていた乗客、乗務員は全員無事に脱出しましたが、海上保安庁の飛行機に乗っていた乗務員6名のうち5名が死亡するという大きな事故になりました。
映像を見た時にまさか日本で、しかも羽田空港でこんな事故が起きるとは信じられませんでした。
まるで映画のワンシーンを見ているような感じになりました。

先日JALグループの方にお会いした時に今回の事故のお見舞いを申し上げました。
そして事故機で乗客全員の命を救ったCAさんたちの活躍は世界中からも評価されていることに対し感動と尊敬の言葉を申し上げました。
するとその方は「乗客全員が助かったのはCAとして今まで訓練を受けてきたことをただ実践しただけであって何も特殊な事はしていません。事故機に搭乗していたCAが凄いのではなく、他のCAでも結果は同じです。と事故機に搭乗していたCAさんが言われたそうです」との話を聞いて凄いな~と思いました。

更に事故機にはCAさんが11名乗っていたそうです。
うち5名は新人のCAさんだった事が結果的に良かったようです。
日々訓練を徹底して行ってきたばかりの5名が、機内で訓練してきたことを徹底して実践した結果が非常に大きかったとも言われていました。
乗客を機外に逃がした後に機長、副機長が大変危険な状況の中でも事故機の最後部まで逃げ遅れた方がいないか最終確認をして脱出されたそうです。
炎上している飛行機の中で自分の命も危ないのに乗客の命を守るという使命感に心を打たれました。

今回のお話を聞いて非常に参考になることがたくさんありました。
特にリスクに備えて訓練を欠かさず徹底して行うということに考えさせられました。
当社でも火災訓練等過去に数回やりましたが今はほとんど何もやっていないことに気づかされました。
今回の事故例を聞き、当社でも少なくとも火災、水害等のリスクに対応できるよう今年は訓練を計画し、社員のみなさんの命を守る取組を実践していこうと改めて決意しました。

令和6年 3月 2日

香月 信夫


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