明けましておめでとうございます。
昨年はご家族のみなさまには大変お世話になりました。
今年もよろしくお願いいたします。
今年の年末年始は三年ぶりにコロナ感染による行動抑制も解除され全国各地の神社仏閣には多くの方の初詣で賑わったようです。
まだコロナ感染者は全国的に増えており油断は出来ませんので、ご家族のみなさまもこれまで通り感染対策をよろしくお願いいたします。
さて、今年は出発式でシグマの昔話をしました。
創業者の堤和之現相談役が10年間九電工に勤務しその後脱サラして会社を立ち上げられました。
シグマの社名の由来はギリシャ文字の「Σ」を意味しています。
「Σ」は0~無限大までの数字の総和を表す記号です。
年数を重ねるごとに社員数が増え会社の規模が大きくなり、品質、サービス、個性を積み上げてたくさんのお客さまから支持を得る会社を目指すという想いが込められています。
また、社名をカタカナにした理由は当時電話帳をめくるとカタカナ文字が先頭に記載され直ぐに目につくように考えられたものです。
当時のシグマの特色は「省エネ工事」でした。
創業者の堤には九電工で培った制御の技術がありました。
その技術をお客さまに提案営業を行う事で電気料金の削減を実現し、たくさんのお客さまに喜んでいただきました。
これまでに三百か所以上のお客さまに採用していただき、他社との差別化を図ってきました。
この提案営業こそが当社が目指す脱下請けのスタートでした。
過去には全国大手の建設会社さまの協力会社として25年間お世話になっていたこともありました。
いろいろな経緯があり、最終的にはその建設会社さまの協力会を退会するという大きな選択をしたこともありました。
シグマは今期57期目に入りました。昭和42年に創業し、おかげさまで半世紀を超えました。
ただ、年数は重ねても本来社名の由来、目的を果たしているかという点では再考する必要があります。
創業間もないころは社員数も売上も少なかったものの、結束力は非常に強いものがありました。
自分の現場が終わって更に夕方から他の現場へ応援に行き、時には朝方まで仕事をしてまた自分の現場へ移動するなど今では考えられないような事を頻繁に行っていました。
かなり苦しいこともありましたが楽しい時代でした。
今年のテーマは「盤石な基礎づくり」です。
地面の下に隠れて見えない基礎こそが一番の要であります。
基礎がしっかりしていない建物は必ず崩壊します。
会社組織も同じです。
社歴57年目に相応しい組織の基礎づくりを最重点課題として取組んでいきます。
令和5年 1月 6日
香月 信夫
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