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平成26年 12月のたより

香月社長の家族へのたより

お元気でしょうか?

早いもので今年最後の「たより」となりました。平成26年を振り返って見た時、国内、業界、会社を取巻く環境に大きな現象、変化がありました。まずもって今年は自然災害が多発した年でした。記録的な豪雨、台風、火山噴火そして地震による甚大な災害が発生しました。この大きな災害により多くの尊い命が奪われ日本中の人たちが悲しい思いをしました。今月3日、種子島宇宙センターから小惑星探査機を搭載した「はやぶさ2」が打上げられました。技術は日進月歩でめまぐるしく進化していきますが、自然の脅威には無力であることを痛感させられた方も多かったのではないでしょうか。改めて災害で命を奪われた多くの方々に心からご冥福をお祈りいたします。

業界、会社を取巻く環境にも大きな変化がありました。平成24年7月から再生可能エネルギー源(太陽光・風力・水力・地熱・バイオマス)を国が定める固定価格で20年間買取りを保証する制度がスタートしました。政府の買取り保証制度が功を奏し、主に費用対効果が大きい太陽光発電設備工事の分野に大企業は勿論のこと多業種の中小企業も一気に参入したため急激な右肩上がりで成長していきました。

ところがここにきて電力会社の設備容量不足問題等が表面化し一旦今年9月に保留となりました。既に工事完成を目指して資材を購入し工事を進めていた会社も多数あったようです。太陽光発電設備工事の完成の意味は電力会社の電線に接続連携し太陽光で発電した電気を売電した時になります。従っていくら工事が完了していても電力会社への売電がスタートしていない限り発注者は代金の支払いを実行しません。このため先行投資してきた会社は代金回収が不能となり窮地に追い込まれてしまうことになります。

このような事が各地で発生し社会的な問題になりました。年内までに電力会社からは今後の回答が出てくる予定ですが、これから先は新規で太陽光発電設備への投資は大きく減少していくと考えられます。当社の先行投資はありませんが、現在電力会社からの回答保留案件が約10件程度あります。何とか「OK」の回答が出てくれることを期待して待つばかりです。これまで非常に好調だった分野だけに頭を抱えてしまう年になりました。新たな成長分野を来年は探す必要があり、それもまた楽しみなことだと考えています。

お知らせです。11月1日から新たな仲間が増えました。名前はTくん、22歳中途採用です。会社で唯一英語が話せる人財です。これからの活躍に期待しています。

最後になりますが、今年も365日間、ご家族のみなさまには大変お世話になりました。心から感謝申し上げます。それでは良い年をお迎えください。

平成26年 12月 5日 香月 信夫


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