お元気でしょうか。
三月に入り各地で梅の開花の話を耳にするようになりました。しかしながら東北、北海道では今もなお日本海側を中心に豪雪が続いています。記録的な積雪により多くの方の命が奪われてしまうという痛ましい事故が起きています。先日福島県会津出身の方から話を聞きましたが豪雪傾向は3年前くらいから既に起きていたそうです。これから三寒四温で暖かくなってくると思いますが体調にはくれぐれもお気を付けください。
さて、おかげさまで平成24年度の決算が終了致しました。今期は残念ながら売上、利益ともに目標を達成することは出来ませんでしたが社員のみなさんのご協力のおかげで黒字決算となりました。ただ売上額は平成23年の前年と比較して3%弱の低下でしたが利益は50%強の低下となり今年度の大きな改善課題として受け止めています。
昨年末に民主党から自民党に政権が交代し三ヶ月が経過しようとしています。
市場は円高から円安方向へ、株価は1万2千円弱と先々に多少の明るさが見えてきました。自動車関連企業を中心に輸出依存度の高い製造業は早くも業績が大きく改善してきました。超円高であった1ドル76円程度の時でも知恵を絞って生き抜いてきた企業が円安により更に強い体質になっていくことに大きな期待感があります。ただ日本は資源が乏しくほとんどを輸入に頼っていますのでこれから物価が上昇することは避けられないと考えます。
私たちに関連が深いエネルギー問題にしても原発が稼働できない状態では火力発電等への依存度が高まりますので当然原油の輸入量が増え更に電気料金が上がる傾向になると考えられます。自然エネルギーとして爆発的に普及しているのが太陽光発電システムです。ご存知のように発電した電力を42円/Kwh、20年間買取りますという政府保証付きなため全国各地で1000KW以上のメガソーラーが設置されています。
当社でも政府保証付きが決まってから太陽光発電システム設置工事量が急激に増加してきました。大型物件ではK郡で現在工事が行われています12メガ(12,000KW)の電気工事を行なっています。営業のN部長の営業力でT電機様から工事をご発注いただきました。また工事管理をM工事部長とMくんが行なっています。壮大な敷地に太陽光パネルが設置されますので是非一度みなさまも見に行ってみて下さい。太陽光発電の流れは暫く続くと予想されていますが政府保証がなくなった段階で急ブレーキがかかると考えています。長いスパンで見ればシグマの特徴である「省エネシステム」の拡大こそ本来のエネルギー問題への取組ではないでしょうか。
平成25年3月6日 香月信夫
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