お元気でしょうか?
一雨ごとに春の訪れを感じる季節となってきました。
先週4日(日)は大和町で明治維新150年記念イベントとして開催された「大久保台場跡地」でのカノン砲試射実演を見てきました。
5発の空砲を打ち鳴らされましたが迫力満点でした。
テレビや新聞で見たことはありましたが実際に目の前で見たのは初めてでしたのでいい体験をさせてもらいました。
当日は約200名の方が来られている中で、相談役がボランティアガイドとして詳しく説明されました。
当社も本イベントに協賛させていただきましたので現地のレプリカカノン砲の横に社名が記載された看板がありますので是非一度ご覧になって下さい。
さて、先月19日(月)は外部講師を迎えて全社員を対象とした社内研修会を行いました。
研修テーマは「セクシャルハラスメント・パワーハラスメント」です。
特にパワーハラスメントについて重点を置いて説明をしていただきました。
当社でも経験しましたが最近はいろいろな業種で若手の新入・中途入社者が入ってきてもなかなか勤まらず直ぐに辞めていく傾向が多いように聞きます。
辞めていく方には何かしらの事情がある訳ですが一番目立つ理由がどうも上司や先輩たちとの連携がうまくいかないことのようです。
当社の例で言えば若手が入社して身近に指導、教育するのは上司であり先輩たちです。
私を含め教育する側の人たちは「昭和」の指導で育ってきています。
先輩たちからは日々怒鳴られるのは当たり前であり、時にはヘルメットの上からペンチでガツンと叩かれたこともありました。
しかしそれは先輩たちが新入社員に対して一日も早く技術者として育つよう、また事故等絶対に起こさせないよう厳しさの中にも愛情を込めた指導のやり方でした。
そのような教育を受けてきた私たちが平成生まれの若手に同じような教育指導が通用しない時代になってきたことをマジマジと感じています。
「しっかり頑張れ!」と言って肩をポンと叩くとそれは暴力とみなされ訴えられるなど昔では考えられないようなことが判例としていくつもネットで紹介されていました。
「今の若いものは軟弱で話にならない!」では問題は解決しません。
そこでパワーハラスメントとは何ぞや?からの研修会を開催し何となく理解することができました。
私の結論は若手社員を変えるのではなく私たちが変わらないといけないということです。
働き方改革などこれからも企業にはたくさんの変革要求が出てきそうです。
先ずはしっかりと社員同士の強固なコミュニケーションづくりを徹底し時代の変化の波に乗り遅れないよう対応していきたいと考えています。
平成30年 3月 8日
香月 信夫
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