お元気でしょうか？
昨日８日は沖縄県が梅雨入りし、東京では１０年ぶりの低温を記録し更に北海道上川地方の朱鞠内（しゅまりない）という所では積雪が２４ｃｍに達するなどとても同じ日本とは考えられないような気候となりました。
気温差が激しい日もありますので風邪などひかれませんよう体調にはくれぐれもお気を付け下さい。
さて、みなさまもご存知だと思いますがいよいよ企業も「非正規雇用の処遇改善」「賃金引上げと労働生産性向上」「長時間労働の是正」「柔軟な働き方がしやすい環境整備」など働き方改革に向けて取組まなければならない環境に直面してきました。
これは大企業ばかりではなく私たち中小零細企業も同様に改革が要求されてきます。
当社でも残業に対する考え方を変更いたしました。
特に営業マンのみなさんは成果を重視していますので成果が出ないと残業がつけづらいという面がありました。
この点については社保労務士事務所とも協議し予め月間残業時間を予測し「みなし残業」の考え方を導入し新たに「営業手当」を支給させていただくことにしました。
また就業時間外で行っている会議等についても残業を確実に申請していただくようにしました。
その他にも改善できる点は見直しを行い就業規則も変更し新たな仕組みでスタートさせています。
特に今後は人材確保が難しくなる傾向が強くなってきていますので早めに魅力ある仕組みづくりに今後も積極的に取組んでいきます。
最近新聞で掲載されていた大手企業の取組についてご紹介しておきます。
大手ゼネコンのＳ建設は建設現場に週休２日制を促す取組をはじめています。
取引先の下請け企業が休みを増やせば労務費を上積みするという内容です。
月に７日間の休みを取得した場合労務費を５％、８日間取得した場合１０％加算するということで実質賃金の値上げを行います。
Ｓ建設の労務費は今後２年間で約２０億円増える見通しだということです。
また、Ｐは朝礼でＭ氏がつくった「七精神」を唱和する従来のスタイルを徐々に変えようとしているそうです。
４月１日からジーパン、スニーカーでの勤務を解禁。
Ｔ社長は「言い方は悪いが『門真発想』ではもう限界」と言い切られ旧Ｍ産業のやり方、発想との決別を宣言されています。
非常に参考になりました。
当社も時代の流れに乗り遅れないようしっかりと歩んでいきます。
平成３０年 ５月 ９日
香月 信夫
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